韓国には正規(フル)アルバムとミニアルバムがあります。
現在の主流はミニアルバムを出して音楽番組で活動するというスタイル。
正規アルバムは1集、2集と呼び、ASTROで言うと、今回正規を出すとなると
2集になります。(1集はチョナヘ)
正規・ミニどちらもタイトル曲というメインになる曲を2~3曲決めて、音楽番組で披露します。
日本の番組のように一曲歌って終わりではなく2曲歌うのが今は主流。
前は音楽番組でタイトル曲で1ヶ月くらい活動⇒アルバムの中から別の1曲を選んで活動(後続曲で後続活動するという)ってかんじだったけど、今はカムバ期間もそのスパンも短くなってるのでカムバ1週間後に後続曲ステージ披露したりします。
(ASTROでは前回のBLUE FLAMEとKnockがいい例。ほぼ同時披露だった。)
ASTRO - When You Call My Nameㅣ아스트로 - 내 이름을 부를 때 [SBS Inkigayo Ep 1047]
※タイトル曲は正統派で勝負して、後続曲はただファンを喜ばすだけのこんな仕上がりで披露なんて場合もw 真逆のコンセプトで活動するのは分かりやすくて最近のアイドルがよくやるパターンですw
前回のラキちゃん作曲曲を披露したのはいい使い方だったよね!(ラキペン)
正規・ミニの他、リパッケージアルバム(リパケ)という
既存アルバムに数曲プラスしたものを出すこともあります。
そして後続曲を同アルバムでなく、リパケの新曲から後続活動に使うこともあるけど、
最近は金がある事務所や大手、売れっ子、自作ドルしかやらない印象です。
尚、カムバはファンにとって一番の楽しみで、我々はカムバを常に求めていますが、
バンバンカムバしない(できない)のにも理由があって、
カムバは金が超かかる。
音楽番組に出る=事務所は資金がかかる(1回最低100万はかかるってどこかで見た)
ちなみに音楽番組のステージ装飾も事務所がやるので、資金力の違いはステージにも如実に出ます。
金持ち事務所のめっちゃクオリティ高いステージを見かけたら金かけてるー!!って思っていいです。
つまり、カムバ活動は資金なくしてはできぬもの。
だから、アルバムで実績が出ないと早々にカムバ活動を切り上げる場合もあります。(シビア 涙)
(尚、前回のASTROカムバが2週目くらいで終了しちゃったのは、ウヌさんの梨泰院問題のためか音源不調のためかは正直闇に包まれたまま…ただ、アイドル業界は色々気をつけないとカムバにもモロに影響が出るかもしれないっていう改めて人気商売だってことをアイドル達にもファンにも高い勉強代になったよね(小声))
だからカムバで失敗するのは結構致命傷を負うので、「ミニアルバムでの短期活動」が事務所にもリスクが少ない。
特に音源が弱いと言われている特にボーイズグループでは、
ミニ+カムバ活動のサイクルを早めて、金になるリリイベ付音盤販売をするというのが今の主流です。
(音源やデジタルシングル出すだけでは赤字です。
私も詳しくないのですが、流通社だけ暴利を取って、音源製作社や歌手は赤字。
歌手に帰る分け前は5%もならないそう。)
また、正規アルバムは製作期間がかかりブランクがあく。
K-POPはブランク(活動しない)=ペンが離れます。(日本のアイドルオタクみたいにペンが待ってはくれないのよ。)
だから、本当に4年カムバしなかったBIGBANGとかを除いては、
人気グル―プでもミニアルバムをどんどん出して間を空けずに活動し続ける傾向にあります。
また、収益面でもリスクが大きいため
製作期間と製作コスト節減は重要で、
ミニのほうが販売不振でアルバムが失敗した時の負担も最小で減らすこともできる。
(ファン離れ覚悟で時間かけてフルアルバム出して失敗したら…致命傷でしかない!!涙)
以上がカムバの活動の軸とバックグラウンドの簡単な説明です。
ただ、時代はどんどん変わってるので…また色々主流が生まれるかもですが。
ここからは私の見解ですが、サバイバル番組の流行なども相まって
今K-POPアイドルがどんどんデビューしていて、グループは飽和状態。
音楽番組の出演枠は限られており、やはり大物人気グルは需要が大きいし、新人は音楽番組に出たくても出れないケースも多々あるそう。
おまけに事務所も細分化していて、1つの事務所に所属アイドル1組なんてのもザラだし、
事務所にも体力がないから、
そんな状況ではカムバに慎重になるのは仕方ないよね。
ミニアルバムは、日本でいうところのシングルなんだって。
だから、フルアルバムどころかリパケなんて本当ブランドだなー!と思います。
でも、韓国のアイドルって実力あって上手な子たくさんいるから、本当みんな陽の目を見てほしいです!!